目次

• ○  「先買い」と「先売り」って何？
• ・「先買い」のメリット・デメリット
• ・「先売り」のメリット・デメリット
• ○  「先買い」が向いている方
• ○  「先売り」が向いている方
• ○  「先買い」と「先売り」の流れ　
• ・「先買い」の流れ　
• ・「先売り」の流れ
• ○  まとめ

「先買い」と「先売り」って何？

「先買い」とは、新しいマイホームを先に購入してから、今住んでいる家を売却して住み替える方法のことを言います。
「先売り」とは、今住んでいる家を先に売却してから、新しいマイホームを購入して住み替える方法のことを言います。

「先買い」のメリット・デメリット

●メリット

✓ 家に住みながら新しいマイホームの検討をできるので、住み替え先の購入までに仮住　まいを確保する必要が無いので、住居の心配をしなくてもいい。
✓ 今住んでいる家の売却時期を調整できるので、引越しをしてから売りに出せる。
✓ 住宅ローン完済後であれば、賃貸物件として活用しながら売却する事が出来るので、売却のタイミングを図りながら有利に進められる。

●デメリット
✓ 資金に余裕が無い場合、購入した物件と売却する物件で一時期的に二重ローンになる可能性がある。
✓ 査定が購入後になるので売却価格が確定しないので、資金計画が立てにくい。

「先売り」のメリット・デメリット

●メリット
✓ 資金計画が立てやすい（売却価格を先に知ることで、新居の予算を検討できる）
✓ 売却による利益を新しいマイホームの購入資金に充てられる。
✓ 住み替えに余裕がある場合は、売却先をじっくり探して選ぶことが出来る。

●デメリット
✓ 家の売却後、新しいマイホームの購入までに時間がかかる場合は、仮住まいを確保しなければならない可能性が高くなる。

「先買い」が向いている方

自己資金を持っている方、資金に余裕のある方や住宅ローンの残債が少ない方で住みながら新居を検討したい方におススメです。
デメリットを解消するためにも、新しいマイホームを探す前に「今お住まいの家が大体いくらで売れるのか？」の査定を事前にしておくと資金計画が立てやすくなります。
また、新居の購入確定の段階で売却の手続きも始められるので、二重ローンも防げます。

「先売り」が向いている方

自己資金の少ない方や、今お住まいの住宅ローンの残債が多く残っている方、売却に時間がかかりそうな持ち家の場合で売却に不安を抱いている方におススメです。
デメリットを解消するためにも、しっかりと資金計画を立てて売却から新しいマイホームの購入までのプランを立てられると仮住まいの確保をしなくても良くなります。

「先買い」と「先売り」の流れ　

それぞれ、どのように進めていくのかを把握しておきましょう。

「先買い」の流れ　

①新居を探す　→　②資金計画を立てる　→　③売却活動をする　→　④売買契約の締結

① 新居を探す
希望の条件や予算に合わせて物件を探す。

② 資金計画を立てる
住居ローンや頭金など支払い方法も含め新居の購入に必要な資金計画を立てる。

③ 売却活動をする
不動産会社を通じて現住の家の売却活動をする。

④ 売買契約の締結
購入希望者が見つかったら、引渡しの時期や価格・条件などを決めて売買契約を締結する。

「先売り」の流れ

①売却物件の査定　→　②売却活動をする　→③新居を探す　→④売買契約の締結

① 売却物件の査定
現住の家を査定してもらい、適正価格を出してもらう。

② 売却活動をする
現住の家の売却活動を行う。（不動産会社に任せるのが一般的）

③ 新居を探す
売却活動と同時に新居探しを始めよう！！
希望条件や予算に合わせて物件を検討

④ 売買契約の締結
購入希望者が見つかったら、引渡しの時期や価格・条件などを決めて売買契約を締結する。

まとめ

ご自身の資金状況や住宅ローンの残債状況に応じて、「先買い」をするか「先売り」をするか検討するのが最も重要となります。
前述のとおり、「先買いが向いている方」・「先売りが向いている方」を参考に住み替えや売却することで資金計画に困ることなく新たなマイホームの売買契約からお引越しまで終えることが出来ます。
住宅ローンに悩まされることがないように、計画的な行動と不動産会社への相談を心がけましょう。

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