お知らせ
不動産の「囲い込み」とは!?
~ 気を付けるべし!!不動産の「囲い込み」について ~
不動産の「囲い込み」って、一体なに??と思う方もいると思います。
「囲い込み」とは、売主様から依頼された物件を自社だけで取引したいがために、
他社からの問い合わせがあっても、「先有り(契約予定)です」嘘の「商談中の為、ご紹介不可です」などと言って嘘の情報を伝えて、他社がお客様に紹介できないようにする行為を言います。
◎そもそも、なぜ”囲い込み”をするのか!?
依頼された物件の買取を仲介すれば、売買の依頼者のどちらからも仲介手数料を得ることができるからです。
また、こういった売主・買主のどちらからも手数料を得る方法を「両手仲介」といいます。
◎では、囲い込みのデメリットは??
囲い込みによるデメリットは、売主側に起こります。
・購入者が減る
・売却期間が長くなる(長期化)
⇒結果的になかなか売れず、値下げしないといけないので相場より安値で売却することになる。
◎囲い込みする不動産会社の特徴
・営業マンのノルマが厳しい
・会社設立からまだ年数が浅い会社
・大手仲介業者
◎囲い込みされない為の対策!!
・レインズの登録証明書を受け取る
・定期的に取引状態を確認する
(専属専任媒介や専任媒介の場合は、売主に対して販売状況を報告する義務があります。)
・お客様自身が営業担当者へ、囲い込みをしないように伝える
”不安な時は悩まず信頼できる不動産会社へ相談しましょう”
実は、「両手仲介はNG!!」というわけではないんです。
「両手仲介」にもメリットはあります。例えば、値段の交渉の際に「片手仲介」の場合は複数社が絡むので時間がかかりますが、「両手仲介」の場合は、同一の不動産会社・担当者が対応するので交渉が円滑に進みます。
また、「両手仲介」を大手不動産会社が行う場合は、多くの顧客を抱えているので、早期に買主様が見つかりやすいです。つまり、正当な営業活動の上で得られた「両手仲介」であればいいのです。
具体的に、なにに注意をすればいいのかというと、倍の仲介手数料欲しさに虚偽の報告をしたりと不当な営業活動をして「両手仲介」をする不動産会社に気を付けることを注意することです。
自分自身で判断が難しい場合には、信頼できる不動産会社に相談しましょう。